
その他日帰り手術
その他日帰り手術
当院では手術室を完備しており、人工股関節手術など関節手術を中心に、脊椎手術、外傷手術(スポーツによる怪我・骨折など)の整形外科分野の手術を行っております。
初回受診(ご予約、診察、治療方針の決定)
診察日〜手術前日
手術当日
手術後
リハビリテーション
橈骨遠位端骨折とは、転倒や転落により手をついた時などに、前腕を構成する骨の一つである橈骨が手首の付近で折れる骨折のことです。
骨粗鬆症を患う高齢女性や仕事中の転落事故などにより生じやすい骨折であり、骨折の中でも頻度が高いものの一つです。
発症すると、骨折による痛みや腫れが生じます。手首を動かす関節に破綻を起こす骨折であり、ずれが大きい場合には、ずれたまま骨折部が癒合してしまう変形治癒となり手首の動きが悪くなり痛みが残る原因となります。ずれが大きい場合には、ずれを治す整復処置を行いますが、それでも困難な場合には手術治療を行います。手術治療では、手首の周辺を5cm程度切開し骨折部のずれを直接戻して、金属のプレートとスクリューで固定します。ずれを治して固定することで、骨折による後遺症を少なくし早く手首(手関節)の運動を開始することができます。
アキレス腱は、足首の後面にある靭帯の中で最も太い腱で、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつないでいます。アキレス腱断裂の好発年齢は30〜50歳代で特にバレーボールやテニス、バドミントン、ソフトボールなどのスポーツをする人によくみられます。また、普段運動習慣のない壮年期の方が、慣れない急な運動をした際に起こることもあります。治療方法には、手術を行わない「保存療法」と「手術療法」があります。いずれの治療も治療成績には大きな違いはないといわれていますが、日頃から運動をするアスリートなどの場合、手術療法のほうが競技復帰までの時間が短くなるという傾向もあることから、手術療法が検討されます。
粉瘤(別名:アテローム、表皮嚢腫)とは、皮膚に袋状の構造物ができてしまい、その袋の中に角質や皮脂がたまる良性の皮下腫瘍です。押さえると悪臭を伴うカスが出てくることもあります。背中や顔、首にできることが多いですが、全身のどこにでもできます。多くの場合、症状はありません。細菌感染を生じると患部が赤く腫れて、痛みを生じ、膿が出ることがあります(感染性粉瘤)。最も頻度の多い皮下腫瘍の一つがこの粉瘤です。自然に消失することはないので、希望があれば局所麻酔をして手術で切除します。感染した粉瘤は内部の膿を出すために局所麻酔をしてから切開し、内部をしっかり洗浄し感染を落ち着けることから行います。感染鎮静化後に摘出するか相談いたします。
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